気づいたらヅカオタになって3年経ってた
友人と共に2回目の宙組観劇へ
天は赤い河のほとり、シトラスの風でキキちゃんこと芹香斗亜さんに出会い、ときめきは収まらず、キキちゃんのことを思う日々(気持ち悪い)
観劇に行きたいとは思いながらもパート等予定がはっきりしない日々が続き、当日券が出てるとは聞いていたけど、急遽行って普通に開演前でも買えるのか?どうなん?と葛藤が続き、このままもう天河は観れないのかもしれない思っていた。
しかし、その日は急にやってきた。
初観劇から一週間後。晴天の土曜日。朝から愛犬と戯れながらツイッターを確認すると、前回登場した明日海りおさんをご贔屓にしている友人がムラにいるらしい。そして天河を観るか迷っていると。(彼女も天河は観劇済)
すぐに連絡を取り、チケットの空きがあるかを聞いてもらう。なんと、まだ立ち見券は残っていた。今日観に行かなくていつ行くんや??幸いなことに1日家で過ごすつもりだった私は大慌てで家事を終わらせ、最寄りの駅まで全力ダッシュし、ムラへ向かった。
無事に友人と合流し、当日券を手に入れた私、無敵である。待っていてくれた友人も一緒に観劇してくれることになり、とりあえず時間を潰しにムラへ通うみなさん御用達のガストへ。
道中、友人に「そういえば、キキちゃんの会に入りたいと思ってて…」と切り出すと友人、ニヤッと笑いながら「実はですね、私、キキちゃんの会の方に先ほど声をかけましてね、会の申し込み用紙頂いてきたんですわ」
なんてデキる友人。今日のMVPは間違いなくあなたよ!!と胴上げしたい気持ちを抑え、全力で感謝の気持ちを伝える。
ガストで腹ごしらえを済ませ、キキちゃん会の申し込み用紙をもらった。
SNSにこういう系はのせてはいけないので、結論から申し上げると、ヤバイ(語彙力)
ペラペラの紙に書くだけかと思いきや、なんかのパンフか?というくらいヤバかった。キキちゃんのお顔の格好よさに変な声が出た。まじで。
ガストを出て、観劇に備え初めてキャトルでのお買い物。オペラグラスとおとめ。いわゆる必需品ですね。オペラはレンタルもあるけど何回も観劇する予定なら買ったほうがいいよとすすめられたので即購入。
いざ立ち見!のはずが綺麗なお姉さまの登場により急きょ座って観劇。お姉さま、ありがとうございました…
初観劇の時よりもいろんなところに目を向けて観られた気がする。あ、ここでこんな動きしてたの…とか、とにかく目を血眼にして観た。
途中から目が疲れ始めた。オペラグラスずっとくっつけてる人すごいね。私は無理…それも慣れなのか。
しっかし、皆様原作からそのまま出てきてない?ってくらいのビジュアルと演技。ハディとティトが原作でも好きで、この2人もまんますぎるから、ずっと観ておきたい。ほんでキキラムセス。2回目の観劇でもウッッとしかならん。マントさばき、話し方、お歌、全てにおいてパーフェクト。ほんで語尾に「〜ぜ?」をつけるな。けしからん(褒めてる)
天河は総括すると音楽も世界観も好きすぎて個人的には百点満点。私が沼るには十分な作品だったなと改めて思う。原作が長編なだけに、マッティが急に味方になってたりと諸々、未読の人はちょっと置いていかれる場面もあるけど(私は初観劇後原作大人買いしたクチ)
シトラスの風も一度聴いたら耳から離れない曲が多い。気付いたら家事しながら鼻歌で歌ってしまっているレベル。PARADISOのキキちゃんは何万回でも観れる自信しかない。あとセバスチャン。あと白燕尾?で踊ってるのめちゃくちゃ格好ええやんけ…惚れてまうやろ…
(まどかちゃんのオペラすごい好きやのに、円盤にもCDにも収録されないのは悲しみしかない。著作権め。私はお前を許さない。)
そんなこんなでマイ楽は終わった。
とにもかくにも余韻。2回目でもこんなに余韻というものが残るものなのか。
これで千秋楽ライビュが当たれば完璧なんやけどな〜〜どうかなぁ〜〜〜〜
とりあえずキキちゃん関連の円盤等を近々買い漁りたいと思う。巴里祭は行けそうにございません。残念。
芹香斗亜という沼にはまった話。
「天は赤い河のほとりっていう漫画がめっちゃ好きやねんけど、宝塚でやるんやって。敷居高いイメージやし、1人じゃちょっと怖いから一緒に見に行ってくれへん?」
友人Aにそう声をかけられ、数年前に1回観たきりやし、もちろん演目も違うし付いていくか〜と二つ返事で承諾した私。元々明日海りおさんをご贔屓にしていた友人Bにチケットを頼むことに。
後に友人Bゴリ押しの二階のドセンの席が取れたと報告があり、へえ、二階席って遠いイメージあるけど良いのかと。(そして観劇で神席だったと思い知る)
原作を読んでおいてくれと友人Aには言われていたものの、某SNSの漫画アプリで3巻までは無料で読み、その後の物語の長さにひっくり返って結局課金せず3巻止まりになったまま観劇当日を迎えた。(Aちゃんからはなんでやねん!と怒られた)
Aちゃんは終始テンションが上がりっぱなし、大きいポスターを見てこのトップの人まじでカイル様〜〜!!と悶絶。横目で私は微笑ましく友人を見ていた。開場が始まり、二階席に座るとなんと見やすい席なんや!とびっくり。友人もBちゃんに感謝やね〜と満足げ。
さて、本題の観劇の話の前に書いておかなければならないことがある。
最初の方に“数年前に一度観劇”と書いたが、それは花組蘭寿とむさんの退団公演。だがしかし、仕事の夜勤明け、物語の内容がイマイチ刺さっていなかった私にとって申し訳ないことに途中から睡魔が襲い、途中10分ほど寝てしまったのだ。そのことが引っかかってその後も観たいと思う公演があってもなかなか足が伸びなかった。
今回はしかも友人の付き添い、もしもまた寝てしまったら申し訳ないな…という気持ちがあったのだ。
しかし、しかしだ。今回は違った。
幕が上がった瞬間、鳥肌が立った。原作もろくに読んでもないしキャストも誰が誰かよくわかっていないのに。いまだにあの鳥肌はなんやったのかと思う。
そしてやはり目が行くのはトップの真風涼帆さん。いやー格好いいね。声が良い。
ん?あの右にいる褐色の人は誰なんやろ…この人もいい声やなあ…
はい、ここでまず目を奪われる。
だがしかし幕が上がってからしばらく褐色の人は出てこない。位置的にライバル的な感じかなあとぼんやり考えていると褐色の人槍を持って登場。
なるほど、ラムセス将軍というのか………
…………エッ…なんかめちゃくちゃ格好いい…エッ……誰なんあの人まじで…無理……
このときの私はときめきを抑えきれず両手を胸の前でぎゅっと握りしめていた。カイル様〜!!!となっていたAちゃんも同じようにしていて2人してラムセスの虜に。
物語もなかなかおもしろいし、ラムセスが格好良すぎて寝る暇なんかねえわ!!となった私。
最後のカイルVSラムセスでは目をギンギンにして観た。
本編が終わり、幕間になった瞬間Aちゃんと
「「なぁ、ラムセス やばかったな!?」」と興奮気味に分かち合い、すぐラムセス役を検索。
芹香斗亜さん…通称キキちゃん…覚えました。
そして、チケットを用意してくれた友人Bがキキちゃんを私にすすめていたことを思い出した…さすが宝塚ファンの先輩、わかってらっしゃる。
ショーは彼女をガン見しようと決意。
(ちなみに、友人は原作ラムセスはそんなに好きではなかったらしいが、このラムセスは無理。好き。と真顔で言っていた。)
まさか自分が沼に片足を突っ込んでいるとは思わず、他にも気になったジェンヌさんを調べショーのシトラスの風へ。
ここで私は一度死にます。
PARADISOです。元々チャイナ風の服が大好きな私にとっては眼福。そしてそれを着て歌って踊っているのが芹香斗亜さん。これ以上の幸せはあるか????
ショーの演目1つ1つ書いていくと途方も無いので省くがもうあかん、芹香斗亜さんが好きすぎる。これは恋か??恋なのか??
ショーが終わった瞬間、Aちゃんと共に少しの間動けなかった、ものすごく充実感に溢れていて。
来たからにはプログラムは買って帰ろうと思っていたので買おうとすると真顔でAちゃんに
「ゆゆちゃん、ここで買うともう引き戻せヘんよ?いいの?」と。
軽い気持ちで買おうと思っていた私はAちゃんの忠告にまともに耳を貸さず、プログラムを購入。これが最後の引き金でした。
13時公演だったので小腹も空いたしご飯を食べようと某ショッピングモールへ行き、プログラムをみて、私は確信した。
芹香斗亜さんのことをもっと知りたいーーーと。
その夜はキキちゃんのことで頭がいっぱいになり、翌日は完全に寝不足。
そして激しく後悔をした。なぜ、なぜ今ハマってしまったのか。どうして蘭寿さんの公演の時に宝塚ハマらなかったのか……
しかし後悔しても過去は戻ってはこない。
だからこれからキキちゃんを全力で応援しようと決意。4月13日をキキちゃんに出会った記念日とし(痛いわ)、いつかくる卒業まで見守るんだと。
そんなわけで新参者のヅカオタがここに誕生。
ちなみにこのあと、友人Bちゃんと2回目の天河観劇行きました。オペラグラス買って。
オペラグラス最高だわ。目がめちゃくちゃ疲れるけど。あとおとめを買ったよ。
そしてその日、立ち見で見ようと思っていたのに席を譲ってくださった綺麗なお姉さま、本当にありがとうございました。いつかお会いできたら今度はしっかりお礼を申し上げたいです…
これから時々こうしてブログを書こうと思う。続くかどうかは謎ですが。
ここまで拙い文章を読んでいただきありがとうございました〜〜〜〜キキちゃん最高〜〜〜〜